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土湯温泉 土湯別邸 里の湯 公式サイト

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ふくしまの夏の想い出に

16日に東北の梅雨明けが宣言され、土湯にも本格的な夏がやってきます。

里の湯では早朝から鳥やヒグラシが鳴き、たくさんの虫や動物が遊びにくるいつもの夏の風景… しかし、周辺ではいつもと違う夏の気配もしています。
そう東京2020オリンピックのソフトボール(7/22・23)、野球(7/29)の試合が、福島あづま球場(里の湯から車で約10分)で開催されるためです。
無観客での試合に決定されましたが、周辺の道路や福島駅西口では若干の交通規制がかかるようなので、お出かけの際はご注意くださいませ。

では、今回はみなさまにぜひお教えしたい、この夏においしいものを厳選して3つご紹介します。

<その壱 「胡々里庵」の蕎麦 …里の湯より車で約17分>

 石臼挽きにした会津地粉と吾妻山の伏流水を使った蕎麦は、キリッと締まっていて細いけど弾力があり、
一番人気の「胡々里膳」は、揚げ蕎麦がきから始まり、前菜がたくさん付いてお得感もうれしい逸品です。食後のわらび餅も絶品!

<その弐 「丹坊」のどら焼き …里の湯より 直売店まで車で約15分 本店まで約35分>

 小豆は「しゅまり小豆」「エリモ小豆」砂糖は「白双糖」を使用し、甘さひかえめ後味さっぱりでまた食べたくなる優しい味。
ひとつひとつ愛情をこめて手作りしていて、定番のものから旬のフルーツを取り入れたオリジナルどら焼きなど、
四季折々の風情が感じられてのでお土産にイチオシです。
尚、本店の「どらカフェ」ではかき氷やコーヒーも楽しめます。

<その参 「たかはし果樹園」の桃 …里の湯より 直売所まで車で約5分>

 安全・安心な土づくりにこだわった果樹園で育った桃はまさにこれから旬を迎えます。
7月下旬からは福島を代表する品種「あかつき」が食べごろになりますので、
福島の想い出に直売所で選んでみてはいかかでしょうか?
また、お好みの品種が一番おいしい時期に発送をしてもらう予約販売も人気だそうです。

土湯名産「土湯こけし」

梅雨真っ只中の里の湯では、たくさんの紫陽花が雨に輝いております。

さて、本日は土湯名物「こけし」のご紹介です!
こけしは、江戸時代末期に木地屋とよばれる職人が作り始めたとされる、ろくろ挽きの木製の人形です。
湯治客がままごと道具としてお土産に買い求めたことから東北各地に広まりました。
土湯温泉は宮城県の鳴子、遠刈田と並ぶ三大こけし発祥地と言われています!
土湯こけしは比較的頭が小さく胴も細めで女性的。蛇の目模様の小さい頭と前髪と髪の間にカセと言われる紅の髪飾り、三日月眉にクジラ目、たれ鼻、おちょぼ口と表情の明るいのが特徴です。
現在7人の工人さんがそれぞれの工房を構え、こだわりのこけしを制作しています。

この春にオープンした、温泉街にあるこけし専門店「こけしなところ」では、伝統の土湯こけしを工人さんが現代風にアレンジした、オリジナルこけしや土湯こけしをモチーフにして誕生したマスコットキャラクター、『きぼっこちゃん』グッズを販売しています。

土湯温泉街にはこけしの絵付けができるお店もございます。
★まつや物産店さん(要問合せ)
住所 福島市土湯温泉町字下ノ町25
TEL 024-595-2156
絵付け体験 料金 970円

また観光交流センター湯愛舞台には、土湯こけしをはじめ東北六県のこけしが常時2000体以上展示されており、こけしの絵付け体験もできます。
★土湯こけし伝承館
住所 福島市土湯温泉町坂ノ上27-3
TEL 024-572-5503
絵付け体験 料金 970円

土湯温泉街ではたくさんのこけしが皆様のお越しをお待ちしております♪

料理長、直売所に行く。vol. 2

東北地方も梅雨になりましたね。
これからの季節、ハモは日本料理に欠かせない食材の一つです。
「梅雨の雨を飲んでハモは美味しくなる」と申します。
六月は「走り」です。梅雨明けの7月は「旬」です。
この「ひと月」とハモの成長を被せた表現ですね。
ハモの骨切りをしていますと季節を感じるこの頃です。

今回はフルーツライン高湯街道沿いにある直売所の紹介です。
福島市内に点在する直売所でも品揃えが豊富です。

姫竹(地竹)は市場ではもうないのですが、あるんですね~これが♪
蕗の薹がある内に蕗味噌を作っていたので、
茹でた温かい姫竹に酒で少し伸ばした蕗味噌を付けて先付けの一品としてご提供しています。

店内には地物の野菜がいっぱいです。栽培した椎茸、舞茸もあります。
青物の野菜は瑞々しい品が一堂に会しています。
青梅や小梅も今の季節出ていて、里の湯では青梅を蜜煮にしてお出ししています。

お土産品も沢山置いてありますよ。

土湯にいらしたら、是非お寄りになってみて下さい。
福島の果実を使ったセミドライフルーツやジュース、ジャム等も豊富にありますよ♪

酒処ふくしま

先日開催された全国新酒鑑評会で福島県産日本酒が17銘柄で金賞を獲得し、8回連続の「日本一」を達成しました。それを記念して、里の湯では6~7月限定で「金賞受賞8年連続日本一記念プラン」をご用意。スタッフが厳選した4銘柄の一合売りや、2銘柄ずつを組み合わせた飲み比べセットを販売いたします。

金賞受賞4銘柄・・・玄宰 金水晶 名倉山 榮四郎
2銘柄飲み比べセット・・・(壱)玄宰 金水晶 (弐)名倉山 榮四郎

ふくしまの地酒その旨さの秘訣は、本来雑味となるはずだったものを旨味に変える技術の高さ。マイナス要素になりやすい雑味を上手に制御し、「味わい」「個性」などのプラス要素に変換できるのです。
コロナ禍で日本酒の消費量が落ち込む中でも、蔵元がその高い技術やこだわりを捨てず希望をもって丁寧に仕込みました。その想いが詰まった地酒のおいしさを、この機会に是非ともご堪能下さい。

 話は変わって、最近の里の湯周辺情報を。
近隣にある水原地区の鎌倉山という場所に、絶滅危惧種クマガイソウの群生地があります。今年も山の奥深く静寂の中、杉林の下に所狭しと咲き誇っていました。
高台のデッキに辿り着くとその景色は壮観です。
案内人さんのお話ではこれからが山野草の季節で、ヤマシャクヤク、クワガタソウ、モミジイチゴ、夏にはウバユリなども楽しむことができるそうです。

浄土平

あっという間に春もすぎ、日中は夏のような汗ばむ陽気になってまいりました。
これからの季節におすすめなのが土湯温泉よりさらに1000m上にあります「浄土平」です!

日本の道100選にも選ばれ、まるで日本ではないような雰囲気を味わえる磐梯吾妻スカイラインの1600m地点にございます。
その名前の由来は吾妻小富士や一切経山に囲まれた鮮やかな花々に満ちた平坦地が厳しい山道を歩んできた登拝者にとって
極楽浄土のように思えたことから名づけられたと考えられているそうです。

標高1600mにあるので平地に比べて約10℃も気温が変わってきますので、これから暑くなる季節にはもってこいの場所になります!
今ですとまだ少しだけ残雪もあり新緑と少しの雪がいいロケーションを作っておりますよ♪

道々には浄土平以外にも車を止めて景観を楽しめる場所がいくつもありますので是非ご覧いただければと思います!(天気がいいと猪苗代湖も眺望できます!!)

里の湯に来館される前、又はお帰りの際の寄り道にいかがでしょうか?

(現在吾妻小富士のお釜の登山道は、残念ながら補修工事のため8月31日まで通行ができなくなっております。)

立夏

里の湯だより、今回は調理部が担当させて頂きます。

5月5日から19日頃まで、24節季では「立夏」と言います。夏の始まりと言われています。

当旅館の四方を囲む木々も青々と色づいて、清々しい
自然の香りが漂っています。

写真の野菜は
会津のホワイトアスパラと
県内で取れた山菜、うるい、こごみ、たらの芽です。

地物の野菜を極力使用し、調理しています。
又、献立に県内の郷土料理を取り入れています。

ご来館されたお客様に楽しんで頂ければ嬉しいですね。

山葵(和) と クレソン(洋)

 里の湯玄関の北側に、荒川まで下りていける遊歩道があるのをご存じですか?
磐梯朝日国立公園敷地内であるこの場所は、まるでジブリの世界にでも迷い込んだような自然豊かな場所。
季節の山野草「ショウジョウバカマ」「ヤマシャクヤク」「ヒトリシズカ」などが至るところでかわいらしい顔をのぞかせています。
(ちなみにこれからは「クリンソウ」「クマガイソウ」「ミヤコワスレ」なども楽しめますよ)

今回紹介するのは、その遊歩道の産ヶ沢清流に生息する山葵(わさび)とクレソンです。
わさびは多年草ですが、クレソンはこれから旬を迎えるべくまさに育ちざかり。
山葵は日本原産で山間の涼しい谷川の浅瀬に自生し、また、クレソンは和名を「オランダガラシ」といって、ヨーロッパが原産の同じく清流を好む水生植物です。
どちらもさわやかな香りと辛み、苦みが特徴的。
その辛みと苦みのもとは、どちらも「シニグリン」と呼ばれる成分で、抗菌力が強く、食欲を増進させ、肉や魚の脂っぽさを和らげたり消化を助けてくれる作用があります。

現在里の湯の献立に添えられているクレソンは、ここの土壌や清流などの環境が育んだ自然の恵みそのもの。
同じ効能のある山葵とともに、和と洋の融合でみなさんの会食にさわやかに彩りを添えたい、そんな想いを込めて。

ご宿泊の際お時間に余裕がある時には、ぜひ遊歩道へお出かけしてみてください。

春が来た。

里の湯もすっかり春めいてまいりました。
春の陽気に誘われて、時折カモシカや猿の軍勢が訪れ、
玄関先のさざんかは、暖かな光を浴びて満開の花を咲かせております。

3月25日、福島市では観測史上最も早い桜の開花宣言が発表されました。
全国的にも有名な桃源郷「花見山公園」も2年ぶりに開放され、
早咲きの桜が多いこともあり、現在見ごろを迎えております。

山の頂上からは福島駅周辺を見渡すことができます。
天気がいい時には吾妻連峰を望むことも…

里の湯周辺の桜もようやくつぼみが膨らんでまいりましたが、まだ少し先のようです。
桜が咲いたら次は「男沼」の水芭蕉、ツツジの群生地「つつじ山公園」、クマガイソウや「堤ケ平」のヒメサユリ!
春の土湯も見どころ満載です!!

里の湯おすすめスポット

今回は里の湯の中でオーナー菅原が好きな場所をご紹介いたします。
ラウンジを奥へ進むとソファがふたつ並んでいる隠れラウンジ。
本棚には私の趣味がたっぷり詰まった本が並んでいます。
CDも並べてあり、こちらはCDプレイヤーと共にお部屋へ貸し出し可能です♪
床暖房が入っているので寒い時期も快適に過ごせます。
あまり広すぎないスペースで窓から遊歩道を見ながらゆっくり本を読む。至福のひとときですね。
2席のみなので早い者勝ちとなりますがぜひご利用ください!

研修を行いました!

昨年春のリニューアルオープンから約一年が経とうとしております。
新しくなった里の湯で、スタッフ皆各々感じることもあります。

昔からいらっしゃってくださっているお客様との再会、
また初めてお会いするお客様との出会い。
どちらもお会いする度、幸せだなと感じさせていただいております。

この一年の自分たちを改めて振り返る意味も含めて、
弊社グループである清月記よりスタッフを呼んで
サービス研修を先日行いました。

「これまで」も「これから」も、里の湯の良さの一つである
「おもてなし」についてさらに深く掘り下げて考えられる機会となりました。

滞在中のどこを切り取っても居心地がよかったと全てのお客様に思っていただけますよう、
より一層気を引き締めて努めてまいります。

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